令和5年度補正予算案について

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令和5年11月15日(水)参議院自民党政策審議会では、山下雄平政審副会長の司会の下、物価高に負けない賃上げの流れを作る経済対策の実現、令和5年度補正予算案をテーマに、財務省主計局からヒアリング及び意見交換を行いました。

補正予算案の五本柱(Ⅰ.物価高対策Ⅱ.賃上げⅢ.国内投資Ⅳ.人口減少・社会変革Ⅴ.国土強靭化、防災・減災)説明後、松川るい議員、赤池誠章議員、猪口邦子議員、衛藤晟一議員、有村治子議員、片山さつき議員から下記のような質疑がありました。

  • 定額減税を国債分でまかなっていると捉えられかねない誤解の払拭
  • 更なるリスキリングを通じたキャリアアップへの支援
  • 円安メリットという言葉への問題意識(自国通貨の価値が下がることを喜んでいいのか)
  • 現状変更、改革を進める予算だという面の強調
  • 減税のわな(恒久化せずとも、一度打ち出してしまうと何度も求められる、人気取りで総理・政権が変わり得る)への警鐘
  • ゼロゼロ融資負担を緩和する為の劣後ローンへの置き換えの強調
  • 政府広報の在り方、国民や中小・小規模事業者が期待しているポイントとのずれ