続き①結果下記工程が完成
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) October 20, 2019
・答弁完成締切は23時
・サーバにupされた答弁(通常30〜50問程度)に私が自宅からアクセス、自習
・疑問点、補強・修正必要点(通常3〜5問)を秘書官に連絡
・翌朝委員会開会40分前に登庁。疑問点等に絞って勉強会。
職員は電車で帰宅でき、早朝出勤もなくなりました。(続く
続き②
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) October 20, 2019
23時締切には「通告時間の遅い議員がいるから無理だ」等、省内から抵抗がありました。
しかし私は心を鬼にして23時締切を厳命しました。オーバーした場合には翌朝担当局長と官房長を呼んで、叱責もしました。(続く)
続き③
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) October 20, 2019
23時締切方針がブレないことが分かると、優秀な経産職員は業務プロセスの見直しを始めました。
例えば答弁作成に不慣れな部局が遅れがちなので、答弁作成に習熟した大臣官房職員が応援で張り付いて作成支援を行う。
(続く)
続き④
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) October 20, 2019
また、関係課を順番に意見照会している時に、保留時間の長い特定の課があることが判明したので、課ごとの滞留時間を見える化し、万一締切オーバーした場合の責任が明らかになるようにした。(続く)
続き⑤
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) October 20, 2019
質問通告の遅い議員については、直近の資料要求や過去の質問、発言などから質問を予測し、事前に準備を進めておくようにした。(続く)
続き⑥
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) October 20, 2019
答弁本文の霞ヶ関文学的調整に時間をかけていたので、私は本文調整に時間を割かぬよう、逆にデータ、根拠法令、過去の答弁など添付資料を充実させるよう指示。これらは調整は不必要なので、時短に貢献。私自身も答弁の背景理解が深まり、より分かりやすい答弁ができるようになりました。(続く)
続き⑦
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) October 20, 2019
このような職員の努力と工夫の積み重ねで、私の在任中盤以降の2年間は、答弁作成が23時をオーバーすることは1度たりともありませんでした。
職員は終電に間に合う時刻に帰宅でき、早朝出勤も不要となりました。
ま、23時でも十分遅いですが。