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来年度予算案107兆円が閣議決定 来年度GDP4%成長を予想V字回復なるか(赤池誠章)

 「日々勉強!結果に責任!」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(自民党・比例代表全国区)です。  12月21日(月)、来年度令和3年度予算案107兆円が閣議決定されました。先日12月15日(火)決定した今年度令和2年度第3次補正予算案の約19兆円と合わせて、「15か月予算」として、目の前の最大の課題である感染拡大防止とともに、中長期的な課題であるデジタル化とグリーン化、活力ある地方、少子化、人づくり対策等に対応し、GDPを3%押上げようというものです。一般歳出は66.9兆円で前年度比8.4%増、国債費は23.8兆円で1.7%増に抑え、地方交付税交付金等は15.9兆円で0.9%増と厳しい地方財政に配慮したものとなっています。 (出所:財務省)  国は、今年度第3次補正予算案19兆円と来年度予算案107兆円で、今年度から来年度GDP(国内総生産)を名目▲4.2%→4.4%、実質▲5.2%から4%へのV字回復を見通しています。強気の楽観的な見通しだと言わざるを得ません。来年我が国でもワクチン接種が始まり、東京オリパラ大会が開催されて、世界的に感染拡大が抑えられて、経済回復が確実だということなのでしょう。そうなることを私も望みますが、簡単ではありません。国内はもちろんですが、世界的な感染抑制と経済回復がなければ、経済成長を実現することはできないからです。我が国が、国内だけでなく、保健や経済面で国際貢献をしないと、中共の跳梁を許すことになるからです。そして、コロナ禍を克服して、デジタル化とグリーン化の加速を実現していこうという野心的な目標も掲げています。 経済のV字回復のためには、政治的指導力と国民の一致団結した底力が求められます。来年は、そのための衆院の解散総選挙、自民党総裁選も実施することになります。 引き続き国家国民のために力を尽くしていかねばと考えています。