令和７年２月１２日（水） 政策審議会では「人口減少下で日本の医療を守るための処方箋」と題し、
武藤 真祐（むとう しんすけ） 医療法人社団 鉄祐会 理事長／(株)インテグリティ・ヘルスケア 代表取締役会長 にご講演いただきました。
・公的保険制度は素晴らしい制度だが、高度経済成長期からの状況変化に十分に対応出来ていないこと
・患者数のピークアウト、各種コスト増、直美問題等の診療科偏在など、医療機関の経営上の問題
・今後の対応として①医療機関の経営改善、➁医療資源の集約化とテクノロジー活用、➂財源・労働力不足に対する制度設計、④医療関係資格でのタスクシフト、タスクシェア などが考えられること
について拝聴した後、出席議員との間で、
・医師の一極集中や直美問題の背景にある入試制度の在り方
・病院と在宅医療の間としての「有床診療所」の活用
・地域医療連携推進法人の活用
等について、意見が交わされました。
