開催報告:政策審議会(令和2年3月18日)を開催しました

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政策審議会では、専修大学経済学部の野口旭教授をお招きし、「新型コロナウイルスが景気・経済に与える影響となすべき対策」についてご講演いただきました。
野口教授からは、今回の新型コロナウイルス対策は、リーマン・ショック後の世界大不況、東日本大震災と異なり、感染防止・抑止と経済対策というブレーキとアクセル、相反する動きが必要であるとの趣旨のお話がありました。

その上で、感染拡大が抑止されれば、経済の回復・拡大のための思い切った需要拡大策を行うことが重要だと述べられました。


また、野口教授からは、感染拡大期には個人・企業に休んでもらう必要があり、コロナショックによってリモートワークやフレックスタイム制度などに税制上のインセンティブを与えることも考えられるといったご示唆もいただきました。